フィリピン店マニラ空港でメッカ巡礼に参加するためパスポートを偽装したインドネシア人177人177人を拘束
イスラム教のメッカの巡礼に偽装したフィリピン人の旅券で渡航しようとしていたインドネシア人177人が発見され、拘束されました。拘束されたインドネシア人たちの証言によると、177人は9月初めから始まるイスラム教徒の行事、大巡礼(ハッジ)に参加するため、サウジへの渡航を企てていた。ハッジへの参加人数は国ごとに毎年制限されており、抽選から漏れたインドネシアの教徒が別の国民を偽って参加しようとしたとみられる。
177人は事件発生の数週間前、旅行者として個別に比へ入国、不法あっ旋会社に6千〜1万ドルを支払い、旅券を入手したという。
まにら新聞より
マニラ空港で、メッカ巡礼に参加するため不正に出国しようとした177人を拘束
比入管によると、不審に思った同ターミナルの入管職員が比の言語、タガログ、マラナオ、セブアノ、マギンダナオ各語で話し掛けたが誰も理解できず、英語でしか話が通じなかったため、外国人であると判明した。
177人に同行していた比人5人も拘束された。
拘束されたインドネシア人たちの証言によると、177人は9月初めから始まるイスラム教徒の行事、大巡礼(ハッジ)に参加するため、サウジへの渡航を企てていた。ハッジへの参加人数は国ごとに毎年制限されており、抽選から漏れたインドネシアの教徒が別の国民を偽って参加しようとしたとみられる。
177人は事件発生の数週間前、旅行者として個別に比へ入国、不法あっ旋会社に6千〜1万ドルを支払い、旅券を入手したという。
177人は現在、首都圏タギッグ市の入管拘置施設に身柄を移されている。
ドゥテルテ大統領が最近、比の旅券を不正使用してハッジに参加しようとする外国人が増えていると指摘。比入管は国内の国際空港で警戒を強めていた。
比入管は在比インドネシア大使館に問い合わせ、177人の身元特定を急いでいる。
拘束直後は、ミンダナオ地方のイスラム過激派によって訓練されたテロリストの恐れがあるとして一時、空港職員内で混乱が生じた。
ハッジはイスラム教における五つの宗教的義務の一つ。肉体的、経済的に余裕がある教徒は、生涯に一度、聖地メッカを巡礼し儀式を行わなければならない。このため、毎年定められた時期に世界各国の教徒がメッカを訪れる。サウジ政府が今年、インドネシアに割り当てた巡礼受け入れ人数は16万8千人で、年々、減少する傾向にある。
その逆に、インドネシアでは経済成長から巡礼費用(平均約30万円)を捻出できる層が年毎に拡大、巡礼熱は高まる一方だ。今回の事件はこうした傾向、信者心理に目をつけた者たちが画策したとみられ、背後には比・インドネシア両国にまたがる大掛かりな不正巡礼あっ旋組織が介在している可能性もある。
インドネシアは人口(約2億5千万人)の9割近くがイスラム教徒で、教徒数は世界最大。(加藤昌平)
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