ドゥテルテ・フィリピン大統領訪中 南シナ海どこまで迫る 「2国間解決」拒否へ折衝か
フィリピンのドゥテルテ大統領が中国の北京を訪問しています。南シナ海の領有権問題などをめぐり両国が対立する中での公式訪問で、中国から経済支援を引き出したいフィリピンと、ハーグの仲裁裁判所が下した自国への不利な裁定の「無効化」を狙う中国との駆け引きが注目される。20日に行われる習主席との会談後、発表されるとみられる「共同声明」の内容への関心も高まっている。
北京の外交関係者は、ドゥテルテ大統領は1996年に両国間で既に合意した「相違を棚上げにして共同開発する」という文言の確認に応じる可能性があるとしている。ただ、中国が強く求める「2国間の話し合いによって解決すべきだ」といった表現を共同声明に盛り込むことに難色を示しているという。2国間に限定されれば、第三者である仲裁裁の裁定を拒否する意味があるからだ。
中国が外交成果として、共同声明で南シナ海問題をめぐり、どこまで踏み込んだ表現を勝ち取れるかが注目されている。
ドゥテルテ比大統領訪中 南シナ海どこまで迫る 「2国間解決」拒否へ折衝か
産経新聞10月19日(水)7時55分配信