2016年7月9日

フィリピンで先月退任したアキノ前大統領を1ヶ月で2回目の刑事告発 公金を不正流用したとして

フィリピンで先月退任したアキノ前大統領を1ヶ月で2回目の刑事告発 公金を不正流用したとして

6月30日にフィリピンは大統領が交代しましたが、1ヶ月も経たないうちに前アキノ大統領が2回目の刑事告発を受けました。
左派系政党バヤンムナのザラテ下院議員=政党リスト=らは8日、大統領府の自由裁量で余剰予算の使途、振り替え先を決める支出促進計画(DAP)制度を悪用、公金を不正流用したとして、アキノ前大統領とアバド前予算管理長官を汚職容疑などで行政監察院に刑事告発した。任期満了でアキノ前大統領が訴追免除特権を失った後の告発は2件目。
告発状によると、アキノ前大統領とアバド前長官は、国会審議を経ずに予算を再配分できるDAP制度を乱用し、前政権を利する事業や議員買収工作などに公金を不正流用した疑い。
大統領経験者が訴追対象となるというのは日本の隣の韓国での例が有名ですね。
フィリピンでも大統領の任期終了後に前大統領が告訴されるという事態は度々起きています。

事実の追求と前アキノ大統領が違法な行為をしたかどうかは司法の判断を待ちたいと思いますが、このような出来事はフィリピンの国際信用にマイナスにしかならない事です。負の連鎖を断ち切ってほしいものです。

http://www.manila-shimbun.com/category/society/news223822.html より

まにら新聞より

公金を不正流用したとしてアキノ前大統領らを刑事告発。政権交代後2件目

左派系政党バヤンムナのザラテ下院議員=政党リスト=らは8日、大統領府の自由裁量で余剰予算の使途、振り替え先を決める支出促進計画(DAP)制度を悪用、公金を不正流用したとして、アキノ前大統領とアバド前予算管理長官を汚職容疑などで行政監察院に刑事告発した。任期満了でアキノ前大統領が訴追免除特権を失った後の告発は2件目。


 ザラテ議員、左派系団体バヤンのレイエス事務局長、女性政党ガブリエラのフロレス事務局長ら計10人が提出した告発状は26ページ。告発人には、国家警察特殊部隊の警官44人を含む68人が死亡したテロリスト追跡作戦(2015年1月)での軽率な指揮を理由に、アキノ前大統領を刑事告訴した民間団体「犯罪・汚職に反対するボランティア」(VACC)のヒメネス代表も含まれている。

 告発状によると、アキノ前大統領とアバド前長官は、国会審議を経ずに予算を再配分できるDAP制度を乱用し、前政権を利する事業や議員買収工作などに公金を不正流用した疑い。

 レイエス事務局長によると、告発内容は、14年にアキノ大統領弾劾が発議された際の申し立てを基にしているという。

 DAP制度は前政権発足後の11年10月に新設され、予算余剰分の振り替え先を大統領府の自由裁量で決めることが可能になった。

 同制度をめぐっては、コロナ前最高裁長官の弾劾(12年5月)を支持した上院議員に、大統領府が余剰予算約11億ペソを支給した疑惑が浮上。13年10月、同制度の違憲性を問う裁判が提訴され、最高裁は翌14年7月の判決で「憲法の定める立法府の権限を侵害しており、三権分立の原則に反する」と同制度を違憲と認定した。違憲判決を受け、アキノ前大統領の弾劾が発議されたが、自由党を中心とする当時の与党勢が反対し、発議は否決された。

0 件のコメント:

コメントを投稿

スポンサーリンク

日本とアジアのニュース