2016年6月1日

フィリピン ドゥテルテ次期大統領の外交方針は アメリカにも中国にも厳しい?

フィリピン ドゥテルテ次期大統領の外交方針は アメリカにも中国にも厳しい?

ドゥテルテ新大統領の発言が各国のメディアに取り上げられています。

今回の取り上げ方はアメリカに依存をせずを前面にだいしています。

《フィリピンは米国に依存せず=ドゥテルテ次期大統領》

中国との二国間協議を求めるのかとの記者団の質問には、「われわれが独自の進路を決めるということを皆に知ってもらいたい」と説明。「米国に依存することはない。フィリピン人以外の人々を満足させようとはしない」と述べた。
確かにアメリカに依存する事はないと言っています。
ですが、同時に中国についても言及しています。
中国に対しては、国際法の下で沿岸国に認められた200カイリの排他的経済水域(EEZ)を尊重するよう求めた。
中国に対してはEEZを尊重するように求めました。
この発言は重要ですね。

国連のルールによるフィリピンのEEZ(赤線) 
中国の主張は水色の線
中国が占拠している鑑賞は水色の玉
http://ichef-1.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/4CC2/production/_87205691_spratly_islands_624_v5.png より
というのも図を見ていただくとわかるようにフィリピンの国際的に認められているEEZは赤線で中国が主張している中国領土は水色の線はフィリピンの西側のEEZをほぼ占拠しています。フィリピンのEEZ内には中国が占拠している環礁も複数あります。

中国がフィリピンのEEZを尊重する事は中国に支配する環礁から出ていけという事です。
今回のドゥテルテ新大統領の発言では中国に厳しい事を言っている事になります。


でも現在のドゥテルテ新大統領の発言はリップサービスともとれる事も多いようです実際の外交方針は就任までわからないのかもしれません。



ロイターより

フィリピンは米国に依存せず=ドゥテルテ次期大統領


[ダバオ市(フィリピン) 31日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ次期大統領は31日、長年の同盟国である米国に依存することはないと述べ、中国や南シナ海をめぐる問題への対応で米国からの自立を一段と図る姿勢を示した。
ドゥテルテ氏は南シナ海をめぐる問題の解決に向け、領有権を主張する国々だけでなく、米国や日本、オーストラリアを含めた多国間協議を支持している。

また、中国に対しては、国際法の下で沿岸国に認められた200カイリの排他的経済水域(EEZ)を尊重するよう求めた。

中国との二国間協議を求めるのかとの記者団の質問には、「われわれが独自の進路を決めるということを皆に知ってもらいたい」と説明。「米国に依存することはない。フィリピン人以外の人々を満足させようとはしない」と述べた。

一方、ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は記者会見でドゥテルテ氏のコメントについて、南シナ海での領有権を主張する国々による二国間協議は米国にとって「何ら問題はない」との姿勢を示した。


6月30日に大統領に就任するドゥテルテ氏は内閣の顔ぶれを発表。かつての級友であるカルロス・ドミンゲス氏を財務相に指名した。

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